こんにちは!この記事にお越しいただきありがとうございます。
GoProを買おうと思っている人に気になる商品が発売されましたね!
あのGoProに『エントリーモデル』が発売されたのです。その名は『HERO』と言い外観はほとんど同じです。
価格も29,800円と3万円を切っておりかなりお買い得となっています。
今日はエントリーモデル『HERO』と『HERO6』の違いを比較・解説します。『HERO』はエントリーモデルということで機能面では削減されているものもありますが、それでも良いという方にはとてもおすすめできるアクションカメラです。
ぜひ参考にしてください。
Contents
GoProスペックの比較表
見た目の違いはわかりにくいですが、ビデオカメラマーク下の再生時間が表示されているような数字が「HERO6」は00:06となっており「HERO」が00:01となっています。
比較表はこのようになっています。
ビデオ | 4K60 | 1080p60 |
画素 | 12MP | 10MP |
連写速度 | 30fps | 10fps |
防水性能 | 10m | 10m |
音声コントロール | ○ | ○ |
ビデオ安定化 | ○ | ○ |
タッチ ディスプレイ | ○ | ○ |
QuikStories | ○ | ○ |
GP1 チップ | ○ | – |
Karma に対応 | ○ | – |
HDR 形式の写真撮影 | ○ | – |
タッチ ズーム | ○ | – |
露出コントロール | ○ | – |
Protune | ○ | – |
3.5mm オーディオ マイク入力 | アダプター利用で可能 | – |
Wi-Fi + Bluetooth | ○ | ○ |
5 GHz Wi-Fi 転送 | ○ | – |
GPS | ○ | – |
GoPro アプリへの接続 | ○ | ○ |
HERO6、HERO違い
比較表で見た通り「HERO6」と「HERO」では使える機能とスペックに違いがあります。その違いについて解説を入れて紹介して行きます。
ビデオ性能
「HERO6」と「HERO」ではビデオ性能に差があります。「HERO6」は4K60コマで撮影することができますが、エントリーモデルの「HERO」は4K動画を撮ることができず。フルHDとなります。
最近は4Kカメラが当たり前になりつつありますが、まだまだ浸透はしておらずデータ容量がかなり大きいので一般の人には扱いが難しくなっています。
フルHDでもかなり高画質なのでそこまで気にする必要はありません。
画素
静止画の画素数にも差があります。
「HERO6」は12MP、「HERO」は10MPとなっておりその差は200万画素です。その差は見た目ではほとんど変わらないですし、画素数=画質ではありません。
GP1チップ
「HERO6」に搭載されている『GP1チップ』は従来の2倍の性能があり、これにより小型のアクションカメラでも4K60で動画撮影が可能となっています。
アクションカメラは小型であることと、優れた防水性能であるある為に長時間撮影するとかなり発熱します。発熱しすぎると電源が勝手に落ちることもあります。
この高性能チップが搭載されている「HERO6」は高性能チップにより消費電力を抑えることで、発熱を抑え安定性も向上しています。これはかなり大きな違いといえるでしょう。
より安定性を求めるなら「HERO6」がオススメです。
Karma に対応
GoProといえば純正のドローンやスタビライザーの『Karma』があります。
これを使えるのもGoProの魅力であるのですがエントリーモデルの「HERO」はなんとKarmaに対応していないのです。
これは少し考えものですよね。「HERO6」と「HERO」の価格差が約2万円なのでこれを考えると非常に悩みどころです。もしも今後GoProを購入する予定があるのなら「HERO6」もしくは「HERO5」の購入がオススメです。
HDR 形式の写真撮影
HDR撮影とはさまざまな露出画像を複数枚撮影して、適切な露出の写真にする撮影方法で、この機能を使用することで明暗差が大きい場所でも綺麗な写真を撮影することができます。
iPhoneでも使用することができますが、この撮影ができないのは少し差をつけ過ぎかなと感じます。
使用頻度が多い機能ではないので使わない人はほんとに使わないと思うので、無くても困ることはないと思います。
露出コントロール
露出(明るさ)を決定する際に優先するエリアを選択することができる機能です。
例えば太陽の日差しがガンガン当たっているところと、その影になっている部分があるとします。カメラは明暗差がある場所の撮影が苦手で、明るいほうを撮影した場合影の部分は真っ暗になってしまいます。
その露出を決定する際に優先するエリアを選択できるのがこの機能で、簡単に言うと綺麗に写したい部分を手動で選択できると言うものです。自撮りの場合は自分の顔をこのエリアに選択することで自分の顔が適切な明るさで撮影できるようになります。
エントリーモデルの「HERO」にはこの機能がついていませんが、GoProのようなアクションカメラは自動で気軽に撮る使い方が適しているので、こだわった撮影をしない方には特に必要ない機能だと思います。
3.5mm オーディオ マイク入力
これはアダプターを使えば外部マイクが使えるかどうかの違いで、エントリーモデルの「HERO」では外部マイクを使用することができません。
アクションカメラにわざわざ外部マイクをつけるのは一般的ではないので、特に気にする必要はないと思います。
しかし、アクションカメラは構造的に音質はあまり良くないので、外部マイクを使用して高音質に撮りたい方などは注意してください。
5GHz Wi-Fi 転送
通常のWi-Fiは 2.4 GHz 帯を使用した通信となりますが、5GHzを使用することで 2~3 倍速くコンテンツをスマートフォンに転送することができます。
GPS
「HERO」にはGPS機能がついていません。私自身カメラのGPS機能の必要性を感じたことはないので気にする必要はないと思いますが、やはり有って困るものではありませんので、無いより有る方が良いと思います。
特に撮った場所をしっかりと残したいと言う方には必須の機能なので、そういう方は注意が必要です。
どっちを選ぶべき?
違いはだいたいわかったと思いますが、結構差がつけらているのがわかると思います。
しかし防水性能はハウジングなしで10mと性能差がなく。
もともとアクションカメラはそこまで高画質にこだわるモノでもありませんし、手動で設定を変えて撮影を楽しむということも少ないと思います。
たしかに「HERO」は機能を削減されている点も多いですがアクションカメラとして重要な機能は削減されていません。
そう考えると価格差は約2万円なので良い選択肢だと思います。
HERO5がコスパ最強
一見リーズナブルにGoProを購入したい方はエントリーモデルの「HERO」が最適のように思いますがGoProシリーズには「HERO5」という「HERO6」の1世代前のGoProもまだ現役で販売されています。
1世代前の機種ということで価格もかなり下げられており非常におすすめとなっています。
「HERO5」ならKarmaにも対応していますし、アダプターを使用することで外部マイクも使用することができます。またフレームレートは30と少し劣りますが4K動画の撮影も可能です。
GPSも使用可能で「HERO6」との大まかな違いは以下の通りとほとんど差がありません。
- 4K動画のフレームレートの違い
- 処理性能の違い
- 音声起動ができるかどうかの違い
- HDR撮影ができるかどうか
- タッチズームができるかどうか
- 5GHz Wi-Fi による高速転送
違いは以上です。これならほとんど変わらないと言えるのではないしょうか。
シリーズ価格まとめ
価格 | Amazon | |
HERO6 | 52,000円 | 46,249円 |
HERO5 | 42,000円 | 32,297円 |
HERO | 26,000円 | – |
定価だとダントツで「HERO」が安くなっていますが、Amazonでの販売価格(掲載当時)だと「HERO5」の価格の安さが目立っています。
性能も良く価格が安いということで『HERO5』がコスパ抜群と言えます!
まとめ
まだHEROの実質的な価格がわかりませんが、発売してしばらくすると価格も下がると思うのでそこでかなり価格が下がるとさらに注目をあびるかもしれませんね。
現時点ではコスパが一番良いのは「HERO5」と言えるでしょう。
以上。最後までお読みいただきありがとうございました。
HEROにしようか、HERO5にしようか迷ってたので読みました!
とてもわかりやすく良かったです♡♡
ありがとうございました