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このレンズでどこまでの距離が撮れる?カメラの焦点距離と画角との関係性

こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございます。

今日はカメラ初心者に向けた記事で、焦点距離について紹介します。

レンズを買いたいけど、どのレンズを買えばどれくらいの距離まで撮影できるのかイマイチわかりにくいですよね。

それぞれの焦点距離がどれくらいかを知っておくとレンズを買う際の参考にもなります。ぜひ参考にしてください!

レンズの種類と違い

よく入門用の一眼レフカメラでレンズがセットになった物を見かけると思います。その中でダブルズームキットと呼ばれるものもありますが、これは違う焦点距離のレンズが2種類入ったセットです。

よくある組み合わせは『標準レンズ』と『望遠レンズ』がセットになったモノですね。人間の視力に近い標準域のレンズと遠くの被写体を写すことができる望遠レンズがセットになったモノです。

まずは簡単にレンズの種類と違いについて説明します。

広角レンズ(ズームレンズ)

  • 焦点距離10~35mm

焦点距離が10~35mm程度のレンズで幅広い景色を写す事ができます。

オススメの使用用途は祭りやスポーツ、ライブなどで、全体を写すことができるの臨場感溢れる画像に仕上がります。

標準レンズ(ズームレンズ)

  • 焦点距離24~105mm

焦点距離が24~105mm程度のレンズで人間の視界と同じ視野(画角)の写真が撮れる1番使いやすいレンズです。

最初に触れることが多いレンズで、基本となるレンズでもあります。まずは標準レンズから購入することをおすすめします。

ちなみに人が集中してモノを見る時が焦点距離50mm程、人がぼーっとしている時に見ている時が30mm前後と言われています。

望遠レンズ(ズームレンズ)

  • 焦点距離70~300mm

焦点距離が70~300mm程度のレンズでその名の通り、遠くの被写体を拡大して写真に収める事ができます。

オススメの用途は運動会や発表会などで遠くの被写体を撮影するときは必ず必要です。標準レンズ同様でオーソッドクスなレンズで、ダブルズームキットとしてセットでも売られていることが多いです。

単焦点レンズ

単焦点レンズはズームができないレンズで、焦点距離が固定されています。

画角を変えるなら自分が歩いて距離を変える必要があるレンズで、一見不便に思えるかもしれませんが良いところもたくさんあります。

焦点距離が固定されている為、明るいレンズが作り安く比較的低価格で性能の良いレンズを作ることができます。

特徴
  • 明るいレンズ
  • ボケ味がある写真を撮れる
  • 安いくても描写性能が高い

魚眼レンズ

  • 焦点距離12mm以下

魚の目で見たような、周りが歪んだ不思議な写真が撮れるレンズです。

広角レンズをさらに広角にしたように撮れる対角魚眼と、被写体を丸に収める円周魚眼があります。レンズによってはどちらも撮れるモノもありますが、どちらかしか撮れないレンズもあるので購入する際には確認が必要です。

焦点距離について

まずは上の写真で説明したいと思います。

この写真の青色の線が広角レンズで撮影した場合で、赤色が望遠レンズで撮影した時です。

青色の線だと広い範囲を写すことができますが、赤色の線だと写る範囲が狭いのがわかると思います。

焦点距離が短い程広い範囲(広角)を写すことができ、焦点距離が長い程狭い範囲(望遠)を写すことができます。

 

では、写真の範囲が狭くなるとどうなるかというと

このように被写体をクローズアップして写すことができます。まとめると以下のようになります。

ポイント
  • 焦点距離が短いと広範囲を写せる
  • 焦点距離が長いと狭い範囲を拡大して写せる

焦点距離と画角の関係

焦点距離によって写真が写る範囲が変わるのがわかったと思いますが、写真の写る範囲のことを画角と言います。

下の図で焦点距離ごとの画角をまとめました。

焦点距離によって画角は決まっています。

例えば焦点距離が24mmだと画角は84°というような感じです。

これを知っていれば、自分の撮りたい構図に合わせたレンズを選ぶことができるようになるので参考にしてください。

そして極端な例ですが、上の図を見てください。実際に画角が変わるとどうなるのかを簡単な図にしました。

焦点距離35mmだとすっぽりパンダが写っていますが、70mmだとパンダのお腹部分しか写りません。逆に16mmだとパンダ以外の背景を広く写ってしまいます。

この場合写真にパンダのみを納めたい場合は焦点距離35mmが最適な焦点距離だと言えます。

ポイント
  • 撮りたい構図に合わせた焦点距離が必要
  • 焦点距離ごとに画角が決まっている 

センサーサイズによる違い

一眼レフカメラには2種類のセンサーがあります。一般的に入門機に採用されているセンサーはAPS-Cというセンサーです。

そして全てのレンズに記載されている焦点距離はフルサイズ換算と呼ばれるもので、フルサイズセンサーのカメラで使用した場合の焦点距離です。

APS-Cセンサーは規格としての厳密な基準があるわけではないので、各社で若干サイズが違いますが、だいたいフルサイズ機の1.6倍画角が狭くなります。

つまりAPS-Cセンサーのカメラで使用する場合はレンズに記載されている焦点距離を1.6倍する必要があります。レンズを選ぶ際にはこのことにも注意が必要です。

ポイント
  • レンズの焦点距離はフルサイズ換算
  • APS-Cで使用する際は約1.6倍する

焦点距離ごとの見え方

それでは焦点距離ごとにどのような見え方をするのか実際に撮影してきたのでご覧ください。

その時の撮影設定は以下の通りです。

撮影設定
  • APS-Cサイズの一眼レフカメラで撮影
  • 三脚で撮影
  • シャッタースピード:1/200
  • F値:9
  • ISO感度:100

実際に焦点距離が変わるとどのような変化があるのか参考画像を載せます。カメラの位置を変えずに焦点距離のみを変化させています。

18mm

24mm

35mm

55mm

70mm

100mm

135mm

200mm

250mm

まとめ

 

レンズの焦点距離と画角について簡単にまとめました。

この記事は関係性をとても簡単に説明していますが、焦点距離はさらに奥が深いものです。

これを理解することでカメラがもっと楽しくなるはずです。自分が撮りたい構図の写真を撮る為にもぜひ参考にしてください!

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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