こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございます。
せっかくディズニーに訪れたら綺麗な写真を撮りたい!と思いますよね。ディズニーが好きで一眼レフカメラを購入したという方も多いはずです。
今回はディズニーランドで2004年7月から上演されている人気のショー『ワンマンズ・ドリームⅡ~ザ・マジック・リブズ・オン~』の撮影設定と綺麗に撮るためのポイントを紹介します。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
Contents
ワンマンズドリームのポイント
このショーはディズニーランドの『ショーベース』で行われているステージショーです。ディズニーシーの『ビックバンドビート』では撮影禁止ですが、こちらのショーは撮影OKです。
ディズニー映画で活躍するキャラクターが多数出演するので、ディズニーらしさを感じやすいショーでもあり、撮影を楽しんでいるゲストも非常に多いです。
しかし、比較的照明が暗くキャラクターの動きが速いため撮影難易度としては高めです。
撮影設定の前に場所や機材のポイントを紹介します。
撮影場所は真ん中重視
鑑賞する為のポイントでもありますが、ショーベースの階段下の座席は近いですが、足元が途切れてしまいます。
また、中央ブロック以外の席では非常に見づらく写真にも不向きなアングルとなります。
写真を撮るのが目的の場合は正面中央付近の席がおすすめです。
立ち見も可能
中央真ん中の席でも前の人の頭が写り込む可能性は非常に高いです。
しっかりと写真を撮りたい方は立ち見を選択しましょう。立ち見は最後列の座席後ろにある花壇の後ろです。
わかりにくい方は当日キャストに立ち見で見たい旨を伝えましょう。
ただし、ステージまでの距離がかなり遠くフルサイズ換算で400mm以上の望遠レンズが必須となります。
望遠レンズ必須
基本的に最前列付近の座席でない限り望遠レンズが必須です。
距離の目安としてはフルサイズ換算で100以上です。APS-Cセンサーのカメラの場合は焦点距離60mm以上がおすすめです。
綺麗に撮る為の設定
とりあえずポイントだけ紹介します!
- 撮影モード:マニュアル
- F値:開放(数値を一番小さく)
- シャッタースピード:1/400以上(できればもっと早く)
- ISO感度:オート
基本的にディズニーのパレードやショー撮影はマニュアルモードがおすすめです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れると簡単で自分のイメージする写真を撮ることができます!
設定のポイントについて解説していきますので、ぜひ参考にして見てください。
シャッタースピードがとにかく大事
パレードやショーなど被写体が動く物の撮影は『シャッタースピード』がとにかく大事です。
ブレには『手ブレ』と『被写体ブレ』の2種類があるのですが、特に動きが速いステージショーで発生するのが『被写体ブレ』です。
動く被写体をブレなく撮るにはシャッタースピードを早くする必要があり、シャッタースピードが遅いとブレブレの写真を量産してしまうことになります。
ワンマンズドリームで被写体ブレを起こさないシャッタースピードなら、手ブレの心配はまずありません。
ワンマンズドリームでは被写体ブレを意識しましょう!
適切なシャッタースピードを見つける
シャッタースピードを早くするとブレない写真を撮ることは簡単です。極論を言うとシャッタースピードを最高にするとバチっとその瞬間が止まったような写真が撮れます。
しかし、そう簡単にいかないのがカメラの難しいところで、ワンマンズドリームは暗いのです!
暗い場所や被写体を適正な明るさで写すには、シャッタースピードを遅くして光を多く(長い時間)取り込む必要があるのです。なので光が少ない場所で速いシャッタースピードだと暗いなんともイマイチな写真になってしまいます。
場合によっては全く写っていない真っ暗な写真になることも十分ありえます。
かといって、シャッタースピードを遅くすると『手ブレ』『被写体ブレ』が発生してしまいます。
このバランスが難しいポイントですが、ワンマンずドリームで被写体ブレを極力減らし、明るく写せるシャッタースピードが先ほどのポイントで紹介した1/400以上というシャッタースピードです。
ただし、このシャッタースピードでも被写体ブレは起きてしまいます。明るさに余裕があるのならもう少しシャッタースピードをあげたいところです。ワンマンズドリームはシーンによって明るさが全然違うのであくまで目安として参考にしていただければと思います。
絞りを開放にしてできるだけ光を取り込む
シャッタースピードの次はF値です!
F値はボケ量を調整する役割もありますが、レンズの光が通る穴の大きさを調整して光を取りこむ量を調整する役割もあります。
F値を小さくすると光が通る穴が大きくなり、シャッタースピードが早くなっても多くの光を取り込むことができるようになります。
暗い場所で動く被写体を撮影するときは、ボケ量の調整は諦めてできる限り光を取り込んだ方がいいのでF値は極力小さい値にしています。
ノイズが少ない写真にしよう!
光の量を決める設定には先ほど紹介しあた『シャッタースピード』『F値』の他にもう一つあります。
- シャッタースピード
- F値(絞り値)
- ISO感度
それはISO感度といって、素の光の量を電気的に無理矢理増幅させ明るくします。
ISO感度は光の量を簡単に調整することができるので便利なのですが、ISO感度が上がりすぎるとノイズ発生した画質の悪い写真になってしまいます。
ちなみにISO感度の基準はISO 100で、2倍に増幅した感度がISO 200となります。
一般的にISO 800以下なら画質の劣化を感じない写真を撮ることができます。
画質劣化が起こるからといって、暗い場所で動く被写体を撮影するとなると、ISO感度に頼らない訳にはいきません。今のカメラはISO感度が上がっても画質が悪く見えない高感度に強いカメラが多いので許容できる範囲までISO感度を上げるのは大切です。
高感度性能はカメラによって変わりますが、ワンマンズドリームではISO 1600までに抑えたいところです。
ISO感度は最後の砦!設定はオートに!
ワンマンズドリームに限ったことではありませんが、ショーやパレードはちょっとした照明の違いや、撮る構図の違いで簡単に明るさが変わります。
必要な明るさを瞬時に判断し設定を変えるのは難しいので、最後のちょっとした調整はISO感度をオート設定にして、ISO感度に任せましょう!
ISO感度は上限設定を決めることができるので、画質的に許容できる範囲に上限を設定すれば、あとはISO感度がどんなシーンでも一定の明るさになるように調整してくれます。
まとめると
ここまでをまとめると最初に紹介した設定のポイントになります!
- 撮影モード:マニュアル
- F値:開放(数値を一番小さく)
- シャッタースピード:1/400以上(できればもっと早く)
- ISO感度:オート
あとはシーンや好みに合わせて、シャッタースピードを微調整すればワンマンズドリームの設定はOKです!
ワンマンズドリーム撮影ポイント
基本的な設定は先ほど紹介した設定となりますが、その他の撮影に関するポイントを紹介します!
撮影は連写モードで
かっこいいダンスが繰り広げられるのが、ステージショーならではの醍醐味。
しかし、次から次へとポージングが変わる為、良いポーズだなと思ってシャッターを切っても既に遅い場合が多いです。
そこで心強いのが連写モードです!
連写で撮った写真からこれだ!と思う写真だけを残すことで、綺麗に撮れた1枚を残すことができます。
動く被写体は連写が最適です。
フラッシュ撮影は行わない
オートで撮影している場合や、暗い場所はフラッシュ撮影と思っている方も多いですが、ワンマンズドリームの撮影にフラッシュは必要ありません。
フラッシュ使わないようにしましょう!
フラッシュは被写体に光が届く必要がありますが、ステージショーは距離が遠くカメラに備えられているフラッシュでは光が届かないので意味がありません。
また、ショーに光の演出は非常に重要です。
ショー出演者やショーを見ている人の迷惑となるので使わないようにしましょう!
まとめ
『ワンマンズ・ドリームⅡ~ザ・マジック・リブズ・オン~』を撮るための撮影設定はいかがでしたか?
あくまでも私目線なので、目安としてご覧ください。改めて写真の設定を確認したところ私は以下の設定で撮っていることが多かったです。
- 焦点距離:100-200
- シャッタースピード:1/500
- F値:4.5~5
- ISO感度:500~1600
ここの写真はほとんどこの設定で撮られています。
皆さんもぜひ、ウォルト・ディズニーの夢と魔法を楽しめるショー「 ワンマンズ・ドリームⅡ – ザ・マジック・リブズ・オン」の素敵な写真を撮ってください!
この記事がお役に立てると幸いです。
以上。最後までお読みいただきありがとうございました。