こんにちは!この記事にお越しいただきありがとうございます。
普通に写真を撮っているだけでも楽しいのですが、少し変わった写真を撮りたいと思った時におすすめなのが魚眼レンズです!
魚眼レンズは好きな被写体や風景をギュッと1枚に収めてくれるレンズで写真の幅がさらに広がります。ファインダーを覗いただけで楽しくなりますよ!
今日はそんな魚眼レンズの中でもコスパ・画質ともに最高の『SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE』を紹介したいと思います( ^ω^ )
興味のある方はぜひご覧ください!
Contents
SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE
- 価格:48,340円(掲載当時)
- キヤノン、ニコン、シグマ対応
- フルサイズ換算 15mm
- APS-C換算 24mm
- フルサイズ対応
- 対角魚眼
- フィルター装着不可
- レンズフード付属
- レンズケース付属
外観レビュー
レンズって性能ももちろん大切なんですが、見た目も大事ですよね!!
使っていて楽しいレンズは自然といい写真が撮れている気がします←
まずは箱からです。私自身シグマのレンズを購入するのは初めてなのですが、やっぱレンズの箱はいいですね。
「買ったぞ!」感がでるのでカメラ関係の箱は本当に好きです。
このレンズの箱の感想としてはレンズの外見はプリントされておらず、名前をしっかり見ないと間違えそうな気がしました。
またシグマのレンズはさまざまなマウントに対応しているので、どのマウントに対応したレンズかを確認する必要があります。対応したマウントが書かれているのは箱の側面1面だけで私はキヤノンユーザーなので『FOR CANON AF』が目印となります。
箱を開けるとこのようになっています。
シグマのレンズの良いところはケースが付属していることですね。レンズ本体はケースに納められた状態で箱に入っています。
箱から取り出すとケースはこのようになっています。このレンズは高級レンズの部類ではありませんが付属のケースとしてはしっかりしたものとなっています。
カメラバックを使っているのでレンズケースはあまり必要としないのですが、付属していると嬉しいですよね。
ケースの中はこのようになっています。クッション性のあるケースでしっかりとレンズを保護してくれそうです。
カメラ関係のケースは本当に頑丈でクッション性がありますよね!本当にここまで必要なのかと疑問に思うこともあります(^^;)
そしてこちらがレンズです!
単焦点レンズなのでズームリングはなく、フォーカスリングのみです。あとはAFとMFに切り替えスイッチが付いています。
このレンズは出目金レンズなのでレンズキャップやフィルターを取り付けることができません。
なのでレンズを保護するキャップはこのようになっています。レンズフードを取り付けたまま被せるだけなので普通のレンズキャップより取り付け取り外しがしやすいです。
被せているだけですが簡単には外れないぐらいにはしっかりとハマります。
カメラに取り付けるとこのような感じになります。レンズがとてもコンパクトなのでカメラが大きく見えますね。
超小型の一眼レフカメラ『EOS Kiss X7』に取り付けたらこんな感じです。これなら良いサイズ感になりますね。右のカメラは『EOS 6D Mark Ⅱ』に『EF24-70mm F2.8L II USM』を取り付けています。
SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYEのコンパクトさがよくわかるかなと思います。重さも軽いので持ち歩いてスナップ写真を撮る時にも良いと思います。感覚としては出かけるときにとりあえず鞄に入れておけるコンパクトさです。
- SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE
重さ370g
- EF24-70mm F2.8L II USM
重さ805g
そしてレンズの外観も高級感があってビックリしました。キヤノンのカメラには赤いLレンズがよく似合いますが金色の帯も良いですね!(*゚∀゚*)
実写レビュー
何日間か『SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE』のみを使って撮影してきたので、実際に使って感じた魅力を紹介します。
逆光耐性が素晴らしい!
高級レンズの部類ではないこのレンズですが、太陽にカメラを向けても『フレア』や『ゴースト』をほとんど出さずに光条を写すことができました!
普段逆光の風景を撮ろうとは思いませんが、時間的に仕方ないシーンというのは必ずあると思います。そんな時でも気にせずに撮影できるのはかなり魅力的です。
魚眼レンズの独特な描写と太陽の光条は絶妙にマッチするので、このレンズなら狙って逆光を撮ろうかなと思わせてくれます。
夕日の幻想的な雰囲気も魚眼レンズ特有の湾曲と合っていて表現の幅が広がったように感じます。
今まで逆光で写真を撮るなんて信じられませんでしたが時に太陽の光は良いアクセントになることにも気づきました!
このレンズのおかげでさらに写真を撮るのが楽しくなったように感じます。
価格の割に十分な描写性能
価格の安いレンズと高いレンズと比べて時に気になるのが滲みです。
安価なレンズと高価なレンズで撮った写真を比べると安価なレンズで撮った写真は色の境が少しボヤけたようなモヤっとした写真になっているのに気づくのですがこのレンズはこの価格でしっかりとクリアに写る描写性能でした。
単焦点というのも高画質を引き出せている要因だとは思いますが、魚眼レンズはむしろ単焦点としての使い方が最適なので大満足です。
オートフォーカス性能も満足
安くて魅力的な『SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE』ですが購入前に気になる点がありました。
それはオートフォーカス性能についてです。シグマのレンズは高い評価を受けていますが、初めて純正以外のレンズを使う私には不安が大きかったです。
風景メインで三脚を使って撮影されている方であればオートフォーカスは気にならないかもしれませんが、私はパレードやショーなど動くものを撮る機会もあるのでオートフォーカスがどのレベルなのかは大事なポイントでした。
また普段オートフォーカスが優秀なレンズを使っているだけにそのレンズとの差も気になるポイントです。
多少の不安があり購入しましたが、『SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE』は安心できるほどのオートフォーカス速さと精度を誇っていました!
CanonのLレンズのように瞬足とまではいきませんでしたが、キットレンズの望遠レンズ並には速くピントを迷うこともありませんでした。パレードやショーでも十分に使えるレベルです!
魚眼の写り方がとにかく楽しい
もちろん普通に写真を撮っているだけでも楽しいですが、スパイスの効いた写真を撮りたいと思った時に魚眼レンズは最高のレンズとなります。
例えば大きい建物や広すぎる風景をギュと1枚に収めることができたり、幻想的な雰囲気に仕上げることができます。
焦点距離は15mmになるのですがフルサイズカメラで15mmだと、被写体にぶつかるぐらい近づいても全て写せてしまう画角になります。初めてファインダーを覗いた時にその視界の広さにびっくりしました。写真の幅を広げるという意味でも適したレンズです。
ただ何気なく撮った写真でもいつもとは全く違った雰囲気になり、普段は撮ろうと思わないところでもついついシャッターを押してしまいます。
そして魚眼レンズで嬉しいのが超広角レンズとして使用することも可能です。
厳密にいうと全く違いますが、超広角レンズは値段もかなり高く敷居が高いです。幅広い写真を撮る目的を趣味として撮る目的であれば魚眼レンズでも十分に対応が可能と思います。
まとめ
魅力いっぱいの魚眼レンズ『SIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE』を紹介しました。最後によかった点と気になった点をまとめます。
よかった点
- フルサイズ対応レンズとしてはとにかく安い
- レンズケースが付属している
- レンズフード、キャップも付属
- 重さ370g、高さ約8cmで超コンパクト
- 十分な描写性能
- 逆光での撮影も気にならない
- 十分使えるオートフォーカス性能
- 使い方によっては超広角レンズとしても使用できる
などなどたくさんのお気に入りのポイントがあります!
魅力に関しては既にいっぱい伝えていますのでこの辺にします。
気になった点
- 発売日が2005年と古い
- オートフォーカス駆動音が目立つ
本当に素晴らしいレンズなのですが強いていうならレンズの発売が2005年と古いことと、それに起因してだと思うのですがオートフォーカス駆動音が目立ちます。
まず、レンズの寿命は長いとはいえ2005年は古いほうになると思います。このレンズとよく比較される『SAMYANG 12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYE』というレンズはオートフォーカス機能がないものの、2015年に発売されたばかりのレンズで描写性能に関してもかなりの高評価レビューがついています。
私はオートフォーカス機能を重視しますのでシグマ一択でしたが。
そしてレンズ駆動音についてですが、普段比較的新しいレンズを使っていることもあってか、オートフォーカス時の「ウィーン』という機械駆動音に驚きました。
かなり燃費の悪そうな音がするので壊れているのでは?と思ったほどですがキットレンズの望遠レンズと同じぐらいの音の大きさです。慣れれば気にならないですし、動画を撮るわけではないので今はそれほど気にしていません。
以上。いろいろこのレンズについて紹介してみましたが少しでも参考になれば幸いです。
また魚眼レンズはカメラ歴が長い人にもカメラを始めたばかりの初心者の方でも楽しめる万能なレンズです。ぜひ参考にしてみてください!
以上。最後までお読みいただきありがとうございます。