こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございます。
動画をもっと綺麗に楽に撮りたいと思うことはありませんか?
動画を綺麗に撮るコツはやはり手ブレを抑えることが大事です。しかし、カメラを手で持っていると手が疲れますよね。そうなるとだんだん手ブレも酷くなってきます。
そういった場合に便利なので三脚ですが、三脚は場所も取りますし、移動の妨げになることもありますよね。そんな時こそ一脚の出番です!
今回は使い勝手も良くプロ向けの本格一脚『Manfrotto XPRO フルード ビデオ一脚 MVMXPROA42W』を紹介します。興味のある方はぜひご覧ください。
Manfrottoとは
Manfrotto(マンフロット)とは、数多くのプロカメラマンにも愛用されてるイタリアの三脚メーカーです。
製品ラインアップはカメラ用三脚/雲台、ライティング用スタンドやアクセサリーなど広範囲に渡る製品があり、特徴は黒を基調としたデザインに、赤のワンポイントがお馴染みで、赤を基調としたマークがどの製品にも埋め込まれていて、とてもカッコいいです。
もちろんデザインだけでなく、性能面もおいても安定性・使い勝手が良く、オススメの三脚メーカーです。
Manfrotto MVMXPROA42W
重量 | 1750 g |
素材 | アルミ |
最低高 | 78 cm |
全伸高 | 203 cm |
最大耐荷重 | 4 kg |
脚段数 | 4 |
雲台タイプ | ビデオフルード雲台 |
パン回転角度 | 360° |
プレートタイプ | 200PL-14 |
クイックリリース | ○ |
雲台、一脚、ベースの3点が一つになったお得なセットで、これを購入するだけでビデオ撮影を本格的に行うことができます。
- XPROmonopod+ Video 一脚
- パン以外をロックするFLUIDTECH 機構 搭載でフォト・ムービー撮影の両方で活躍
- 高い操作性を擁する一脚部
- クイックパワーロックやレッグウォーマー採用で高い操作性を実現
- プロフルード雲台装備
- 200PLプレート採用
外観レビュー
Manfrotto(マンフロット)の三脚や一脚は本当にカッコよく、使いやすいのでカメラ好きにオススメです。
今回購入したビデオ用の一脚も作りがしっかりしており、カメラを載せても安定感と操作性がかなり良く撮影補助具として最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
それでは開封からレビューしていきます!
まずは外箱からです。今回は3面を並べてみました。
Manfrotto(マンフロット)の外箱はデザインが統一されており赤を基調として製品の写真がデザインされているのが特徴的です。
カメラ機材の外箱を見るのが好きなので外箱のデザインも気になりますが、Manfrotto(マンフロット)の外箱は購入意欲を湧くデザインす。
箱から取り出すとこのようになっています。
Manfrotto(マンフロット)らしいデザインに一脚ベースが最高にカッコいいですね。長さは78cmと少し大きめで、ベースと雲台を取り外してもかなり大きいです。
もちろんベースと、雲台を取り外すことで普通の雲台としても使用できます。
ベースを取り外し下にこちらの付属品を取り付けることで、通常の一脚に早変わりします。
付属品はこちらです。
説明書、アーム、200PLプレート、そして先ほど紹介した一脚使用時に底面に取り付けるモノが付属しています。
ベース部はこのようになっており、脚部のボタンを押しながら動かすことで縦に収納できるようになっています。
画像では説明し難いのですが、中央の銀色のボタンを押してロックを外すことでボール雲台のように全方向に動かすことができます。
これが『FLUIDTECH 機構』と呼ばれています。
全長はおなじみのワンタッチ式で4段タイプです。
雲台は硬さを2段階に調節できるダイヤル付きです。
主に広角レンズと望遠レンズによって使い分けるようにと、このようなアイコンデザインになっているようです。
この製品最大の特徴なのが写真機用三脚に良く使われる『200PL』プレートが採用されていることです。
他にマンフロットの三脚を持っている方ならわかると思いますが、いちいちプレートを付け替えるのは面倒ですが、プレート共通ならスムーズな付け替えができるだけでなく、プレートを忘れてしまっても代用できるメリットがあります。
アーム取り付けはロックを緩めて取り付けるだけで簡単に付け外しが行えます。
外観レビューはこのような感じです。使い方は見れば簡単にわかるので特に書きませんが一般的な一脚にスタンドとビデオ雲台がついたモノです。
注意点
このセットには一つ注意しなければならない注意点があるので紹介します。
公式サイトにも書かれていますが、このセットに付属している雲台はMHXPRO-2W相当品ということです。パン機構(パンロック含む)は付いておりません!
ここでのパン機構は左右に動かす機構と思ってください。
ビデオ雲台は通常縦方向と横方向に動きますが、この雲台は横には動きません!
じゃあ意味ないじゃんと思うかもしれませんが、このセットでは一脚そのものが回転する為アームを持って左右に動かすことはできます。
簡単に言うと雲台が左右に動くのではなく、一脚が回転することにより左右に動くということです。
ここで生じる障害としては雲台のみを取り外して三脚に取り付けると横には動きません。そして勘違いしがちになると思いますが、一脚とベースは完全固定ではなく、常に回転方向に動くということです。
一見ベース部と一脚部は固定されているように感じますが、スタンド部にボールが入っており回転する仕組みとなっています。
なのでこれを買って三脚に雲台を取り付けて使おうと考えている方は注意が必要です。安さの裏にはこのような制約があります。
こちらが相当品ではない本物の『MHXPRO-2W』です。下にロック機構が付いているのがわかると思いますが、こちらの製品は雲台のみで左右に動かすことができます。
購入される方は要注意なので気をつけてください!この一脚セットでしか使わないという方は気にする必要なしです!
使ってみて
良かった点
あまり性能と関係ない部分ですが、本当にカッコイイです!
私はこの他にもマンフロット製品を愛用していますが、本当にカッコイイです。性能に見た目は関係ないですが使っていて楽しいのは良いことですよね。
性能に関することでは、やはり作りがしっかりしています。三脚や一脚は安いものもたくさんありますが、壊れないか心配になるモノもあります。その点この一脚はプロ用ということもあり、カメラを安心して載せられる安心感があります。
また、動きの重さの調整が可能であることや、水準器を搭載していること、簡単にカメラを取り外せるクイックリリースを採用しているなど撮影を補助してくれる専用機能が備わっています。
- デザインが良い
- 200PLプレートでスチル機と相性抜群
- 一脚ならではの機動力がビデオ撮影に最適
- 手軽に持ち運べて撮影できる
- 三脚と比べセッティングが容易
気になった点
ベースが付いているので一見完全に自立しそうですが、重たいカメラを載せると簡単に倒れてしまいます。
本来一脚は固定して使うものではないので、当たり前なのですが過度に期待しないようにしましょう。
あとは先ほども紹介しましたが、セットを購入することで雲台、ベース、一脚が全て手に入り一見お得のように感じますが、雲台は重要なパン機構が削られた相当品です。
やはり将来的に三脚にも取り付けて使いたいと思うこともあるので、多少高くてもパン機構はつけて欲しかったですね。
- 完全固定は難しい
- 付属の雲台にパン機構が付いていない
まとめ
運動会などのイベントでは三脚だと機動性が悪く場所も取るので、一脚が大活躍します。
そんな一脚の中でもベースが付いているので、ある程度固定ができ、ビデオ雲台により手ブレを抑えた操作をでき高クオリティのビデオ撮影が行えます。
特に動くことの多いイベントではかなり重宝するのではないでしょうか。
カメラを載せると少し不安定になりますが、一脚と雲台だけならしっかり自立させることができるので収納も楽です。
マンフロット製なので品質は間違いなしです!一脚が気になっている方はぜひチェックしてみてください!
以上。最後までお読みいただきありがとうございました。