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マンフロットのレンズフィルター導入を考える!XUMEとは?価格・種類まとめ

こんにちは!この記事にお越しいただきありがとうございます。

今日は前から気になっていたManfrotto製のフィルター導入について検討します。まだ日本では発売されたばかりということで使っている人を見かけないですが、信頼と実績あるManfrotto製のフィルターと言うことでとても興味があります。

実際に導入すると仮定した場合どうなのかを紹介しますので、興味のある方は参考にしてください。

Manfrottoとは

Manfrotto(マンフロット)とは言わずと知れたイタリアの三脚メーカーで、数多くのプロカメラマンにも愛用されています。特徴は黒を基調としたデザインに、赤のワンポイントがカッコいいデザインをしています。

赤を基調としてマークがどの製品にも埋め込まれていて、ブランド価値を高めています。

もちろんデザインだけでなく、性能面もおいて安定性・使い勝手が良く、オススメの三脚メーカーです。カメラのプロ用補助機材メーカーといった感じで、とても人気があります。

特にトラベル用三脚『befree』はカメラ好きにかなり人気で使っている人をよく見かけます。


参考
【レビュー】マンフロットbefree『MKBFRA4-BH』|トラベル三脚は絶対コレ!三脚初心者にもおすすめ!IMAGINATION

マンフロットのフィルター

出典:https://www.manfrotto.jp/lens-filter-suite

2017年11月にマンフロットが日本でのレンズフィルター市場に参入すると発表しました。発売は11月28日なのでもう発売しています。

マンフロットは三脚メーカーのイメージが強かったので、レンズフィルターを作っていることすら知りませんでした。日本以外の国では2015年より販売されており多くの写真愛好家に使われているようです。

そしてこの発表で特に気になったのがレンズフィルターの着脱を容易にするマグネット式のアクセサリー「XUME」についてです。これについては後ほど紹介します。

フィルターラインナップ

フィルターのラインナップは特に変わったものはなく、以下の一般的な3種類のフィルターがあります。

  • 保護フィルム
  • C-PLフィルター
  • NDフィルター

そして3種類のフィルターそれぞれに3つのグレードや種類があるラインナップとなっています。選び方もシンプルでレンズフィルターの種類としては十分ではないでしょうか。

保護フィルターグレード
  • ベーシックモデル

Essential(エッセンシャル)撥水コート

  • スタンダードモデル

Advanced(アドバンス)撥水・防汚コート

  • ハイグレードモデル

Professional(プロフェッショナル)撥水・防汚コート・帯電防止

C-PLフィルターグレード
  • ベーシックモデル

Essential(エッセンシャル)撥水コート

  • スタンダードモデル

Advanced(アドバンス)撥水・防汚コート

  • ハイグレードモデル

Professional(プロフェッショナル)撥水・防汚コート・帯電防止

NDフィルター
  • ND8

撥水・防汚コート・帯電防止

  • ND64

撥水・防汚コート・帯電防止

  • ND500

撥水・防汚コート・帯電防止

フィルターに関して

フィルターに関しては『Manfrottoブランド』と言うこともあり、安心して良いとは思いますが、日本ではkenkoの優れたフィルターがあるので特別買い換える必要はないと感じました。

私はManfrottoが大好きなので今度新しいレンズを買えば購入してみようかなと思う程度で、今あるフィルターを買い換えることはしないと思います。

しかし今回気になったのは先ほども言いましたが、レンズフィルターの着脱を容易にするマグネット式のアクセサリー「XUME」についてです。

次はこのアクセサリーについて紹介します!

フィルターアクセサリーXUME

出典:https://www.manfrotto.jp/release-filter-xume

最初このアクセサリーについて知った時『なんて画期的なんだ!』ととても感動しました。

このアクセサリーを使うとレンズの付け替えがマグネット式で簡単に行えるようです!

使い方

使い方は上の写真のような感じで『フィルター』、『XUMEフィルター用フレーム』、『XUMEレンズ用マグネットベース』の3つに分かれます。

レンズには『XUMEレンズ用マグネットベース』を取り付けて、フィルターには『XUMEフィルター用フレーム』を取り付けてマグネット式で装着すると言うことです。

一見難しそうに感じますが構造はとてもシンプルですね。

『XUMEレンズ用マグネットベース』は常にレンズにつけておけば1個だけ購入して、あとは付け替えたいフィルター全てに『XUMEレンズ用マグネットベース』を取り付ければ簡単にレンズフィルターの付け替えができると言うことですね!

魅力

このアクセサリーの魅力について紹介します!

今まであまり馴染みのない商品なので気になるポイントがたくさんあると思いますが、かなり良さそうなので不安がなくなる魅力を紹介したいと思います。

付け替えが簡単

まず付け替えはマグネット式と言うことでかなり簡単になります。埃が入るのを気にして慎重に替えていたレンズフィルターのもこれがあれば快適になりますね。

XUMEはマンフロット以外のフィルターにも使用可能

ここがかなり驚いたのですが、このアクセサリーは他のメーカーのフィルターでも使用が可能です。マンフロットは薄枠タイプの丸型フィルターが適してるとアナウンスしています。

これなら今まで使っていたフィルターを使うことができるので財布に優しく導入しやすいですね。

XUMEのマグネットの影響はない

カメラは電化製品なので磁気が生じるマグネットに少し抵抗がありましたが、XUMEはLCD、カメラ性能や、レンズのオートフォーカス、SDカード等の機能には影響及ぼさないとマンフロットがアナウンスしています。

信頼と実績のあるカメラ補助機材メーカーがこう言っているので間違い無いでしょう!これは使用する側としてもかなり安心できます。

XUME注意点

気にする必要があるポイント
  • 衝撃で外れる場合がある
  • 通常のフィルターより厚みが増すためケラレが発生する場合がある

ManfrottoによるとAPSセンサーで17mm以上、フルサイズ35mmセンサーで24mm以上の広角ではレンズによってケラレが発生する場合があるとのことです。

マグネットで装着しているので衝撃によって外れるのは仕方ないと思います。

あとはアクセサリーによってフィルターの厚みが増すのでケラレが発生する場合があるのは注意が必要ですね。

フルサイズの広角で24mm以上と言うことなのでそこまで心配しなくて良いと思いますが、NDフィルターは風景撮る時に広角レンズで使いたいから少し微妙です。

価格について

製品名

本体価格 (税込)

レ 

ズ 

Xume レンズ用マグネットベース 49 mm ¥3,899
Xume レンズ用マグネットベース 52 mm ¥3,899
Xume レンズ用マグネットベース 58 mm ¥3,899
Xume レンズ用マグネットベース 62 mm ¥3,899
Xume レンズ用マグネットベース 67 mm ¥4,568
Xume レンズ用マグネットベース 72 mm ¥4,568
Xume レンズ用マグネットベース 77 mm ¥4,568
Xume レンズ用マグネットベース 82 mm ¥4,568
フ 

 ル 

タ 

Xume フィルター用フレーム 49 mm ¥1,696
Xume フィルター用フレーム 52 mm ¥1,696
Xume フィルター用フレーム 58 mm ¥1,696
Xume フィルター用フレーム 62 mm ¥1,696
Xume フィルター用フレーム 67 mm ¥2,030
Xume フィルター用フレーム 72 mm ¥2,030
Xume フィルター用フレーム 77 mm ¥2,030
Xume フィルター用フレーム 82 mm ¥2,030

少し高いですが替えない金額ではないと言った印象ですね。良い価格設定を突いてくるなと感じてます(^^;)

XUMEの導入を考える

今回改めてXUMEについて調べて自分の撮影環境に合うかを考えてみました。

普段NDフィルターを使うことはほぼ無いですが、これから風景撮影時等に使いたいと考えています。NDフィルターを使う場合は出先でフィルター交換を行うのは難しいので簡単に取り換えられるこのアクセサリーがあるととても便利だとは思いました。

しかし個人的に24mmでケラレが生じるのはかなり気になるポイントです。

24mmといえば標準ズームの広角端でもあり、このレンズは使用頻度もかなり高いです。この焦点距離でケラレが出てしまうなら結局通常はこのアクセサリーを使えないということにもなります。

さすがにこれだと不便なのでせっかく買ってもあまり使わないような気がします。またフィルターが増すことによっての画質の影響も気になります。

ということで、かなり便利だと思いましたが今回は見送りたいと思います。また、お金に余裕ができたりフィルター交換の頻度が増えれば導入を考えたいと思います。

今回私は購入を見送りましたが、フィルター交換が多い方にとってはかなり重宝するモノだと思います。撮影旅行などの貴重な時間帯の撮影など『速写』にうってつけのフィルターだと言えるでしょう!

以上。最後までお読みいただきありがとうございました。

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