こんにちは!この記事にお越し頂きありがとうございます。
高いカメラを買う前に必ずと言っていい程必要になるのが防湿庫です。
実際にどの程度必要なのかはわかりませんが、日本は平均湿度が70%を超えるので、常にカビが増加するのに適した気候です。
万が一カメラやレンズにカビが生えてしまったら、除去するのに1万以上、高価なカメラやレンズなら3万円以上の費用がかかってしまいます。
そして、一度カビが生えてしまうとカビ菌を完全に除去することは不可能なので、再びカビが生える可能性が高くなります。
頑張って買った高いカメラ程、カビを恐れて気が気じゃなくなるのは嫌ですよね。そんな気持ちを和らげる為にも、高価なカメラを買う前に必ず必要なのが防湿庫だと思います。
特に雨の日など明らかに湿度が高い日の防湿庫の安心感は半端じゃないです。一眼レフカメラを購入したらぜひ防湿庫の購入も検討してください。
今回はオススメの防湿庫を紹介します。
Contents
防湿庫の選び方
カメラ好き以外に需要が無いように思う防湿庫ですが、以外と種類が多く価格も全然違うし、とても迷います。
安い買い物ではないので、しっかりと選びたいですよね。
まずは防湿庫の選び方のポイントを紹介します。
サイズに関する選び方
防湿庫を買おうと思っている人は、ワンサイズ大きい防湿庫を購入することをオススメします。
気になる防湿庫の電気代は大きさが変わってもほとんど変わりません。しかし、収納スペースが足りなくなって防湿庫を買い足すとなると、かなりの金額がかかってしまいます。
防湿庫の購入を考える程カメラにのめり込んでしまうと、絶対にこれからレンズも増えてきます。
時計などの大事なアクセサリーの保管にも最適なので、自分が必要とする大きさよりワンサイズ大きなサイズを買うことをオススメします。
大きさが大きと部屋のインテリアとしても一役買ってくれます。大好きなカメラが高級そうな棚にしまわれているのを見るとそれだけで嬉しくもなります。
必要な付属品とあれば便利な付属品
防湿庫は正常に動作しているのか本当にわからないです。正直湿度計がなければ普通の棚だと思ってしまいます。
防湿庫を選ぶ際には湿度計が付属している物を選びましょう。
万が一の故障や、コンセントが抜けているなどのミスにも気づくことができます。湿度計のタイプは好みで問題ないですが、付属の湿度計でも電池タイプの湿度計もありますので確認しましょう。
湿度計については、内蔵タイプだと防湿庫より先に湿度計が故障する恐れもあるので、内蔵タイプと外付けタイプのどちらがいいかは考えようですね。
湿度計のみを購入することでも対応できます。
そして、あれば便利な付属品としてはコンセントです。
防湿庫の中にはコンセントが備わっているタイプもあります。バッテリーの充電など何かと充電する物が多いカメラなので、防湿庫にもコンセントが付いていると便利です。
除湿方式の違い
防湿庫で1番のポイントになるのが、除湿方式の違いです。
除湿方式にはペルチャ式と乾燥剤除湿方式の2種類があります。この2種類は除湿方式の違いだけでなく、価格と寿命も大きく変わるので慎重に検討してください。
除湿方式の違いはこちらをご覧ください⬇︎
採用するメーカーによって書き方が多少違いますので、両方の言い分を聞くのがオススメです。
Q乾燥剤除湿方式との違いは何ですか?
Aペルチェ式も乾燥剤式も除湿効果は同じです。
乾燥剤方式とは文字通りユニット内にある乾燥剤に水分を吸着させて除湿を行う方式です。 但し、乾燥剤に吸着させた水分を取り除くため、乾燥剤を加熱する必要があります。 これに4時間或いは6時間毎に約30分間の加熱再生時間が伴い、この加熱再生時間内に扉を開閉すると、 除湿機能が停止していることで湿度が上昇し続け、湿度がなかなか下がりません。 ペルチェ除湿方式なら、加熱再生時間はなく、常に電子的にコントロールいたしておりますので安定した効果的な管理が行えます。 また、除湿スピードが速いのも特徴です。引用:http://www.d-strage.jp/faq.html#q1-18 D-strage Q&Aより
このQ&Aを見るとペルチャ式の方が良いような気がしますが、そういう訳でもないみたいです。
一般的にペルチャ式に使用されている素子の寿命が乾燥剤吸着式と比べかなり短かく、電気効率もペルチャ式の方が明らかに悪いので、良いことだけよいう訳でもないです。
参考に東洋リビング側の除湿方式の違いについてもご覧ください。
おすすめ防湿庫
トーリ・ハン EC-50TH
- 内容量 47L
- 幅 40cm
- 高さ 56cm
- 奥行 31cm
- 消費電力 1.54w/h
- 除湿方式 乾燥剤除湿方式
- 価格 21,280円(掲載当時)
- 棚板 2枚
- 電池不要のアナログ式湿度計
- 鍵 2個
小型の防湿庫で1番オススメの防湿庫です。なんと言ってもこの価格で半永久的に使える乾燥剤が使用されているのが魅力的です。
スチール製の頑丈な作りも嬉しいポイントですね。
価格と寿命両方を兼ね備えたコスパの良い防湿庫です
IDEX D-strage type S DS-31C
- 内容量 30L
- 幅 29cm
- 高さ 42cm
- 奥行 32cm
- 消費電力 1日約1.6円
- 除湿方式 ペルチャ式
- 価格 21,380円(掲載当時)
- スライド板 1枚
- 鍵
- 強化ガラス
- LED庫内照明
- 外部デジタル操作パネル
明るさ調整可能なデジタル湿度計と、操作パネル内蔵の防湿庫です。除湿方式はペルチャ式で除湿スピードが早く扉を開けた後もすぐに設定湿度にしてくれます。
スリムボディで小型の防湿庫が欲しい人にオススメです。
東洋リビング ED-41CAT
- 内容量 39L
- 幅 33.8cm
- 高さ 45.8cm
- 奥行 35.6cm
- 消費電力 1ヶ月約10円
- 除湿方式 乾燥剤除湿方式
- 価格 30,800円(掲載当時)
- スライド板 1枚(スポンジマット付き)
- 鍵
- レンズホルダー付き
- 電池不要のアナログ湿度計
- 外部コンセント付き
- 5年保証
防湿庫と言えば、東洋リビングの防湿庫です。高信頼の設計で多くのプロカメラマンや人気YouTuberが使用しています。
正直、お金に余裕があれば東洋リビングの防湿庫を買っておけば間違いないと言えるレベルなのですが、本当に高い!!
「東洋リビングの防湿庫が欲しいけど、高すぎるから代わりを探している」という人が多いのではないでしょうか?
安心を求める方には、信頼実績豊富な東洋リビングがオススメです。
ハクバ KED-60
- 内容量 60L
- 幅 35.8cm
- 高さ 59.0cm
- 奥行 31.5cm
- 除湿方式 乾燥剤除湿方式
- 価格 26,576円(掲載当時)
- スライド板 2枚
- 鍵 2個
- 強化ガラス
- 棚マット 2枚
- 底マット 1枚
- 電池不要のアナログ湿度計
- 3年保証
カメラのメンテナンス用品で有名な『ハクバ』の防湿庫です。容量が大きいにも関わらず比較的低価格な防湿庫です。乾燥剤除湿方式が採用されているので寿命も数十年以上で長く使うことができます。
各棚のマットが付属しているので、カメラ・レンズの保管も最適です。
Re:CLEAN RC-50L
- 内容量 50L
- 幅 29.0cm
- 高さ 60.5cm
- 奥行 32.0cm
- 消費電力 1日約0.8円
- 除湿方式 ペルチャ方式
- 価格 14,800円(掲載当時)
- スライド板 2枚
- 鍵 2個
- 強化ガラス
- レンズスポンジマット 1枚
- スポンジマット 2枚
- 本体内蔵デジタル湿度/温度計
- 5年保証
コスパ最強の防湿庫です。あまり聞かないメーカーですが高評価のレビューがたくさんあります。
魅力は何と言っても価格の安さです。他の防湿庫の約半額の価格で購入することができるので、一眼レフカメラを買ったばかりの人でも購入しやすいです。
スポンジマットなどの付属品も充実しているので、本当にコスパの良い防湿庫となっています。
内蔵式のデジタル湿度/温度計が付いているのも魅力的です。
東洋リビング ED-80CATP
- 内容量 77L
- 幅 42.3cm
- 高さ 61.1cm
- 奥行 40.8cm
- 消費電力 1ヶ月約12円
- 除湿方式 乾燥剤除湿方式
- 価格 35,351円(掲載当時)
- スライド板 3枚(スポンジマット付き)
- 鍵 2個
- LEDバーライト
- レンズスポンジマット 1枚
- スポンジマット 2枚
- 電池不要のアナログ湿度計
- 庫内コンセント(2口)
- 5年保証
さすが安定の東洋リビングです。性能・付属品に関しても完璧で、やはり防湿庫は東洋リビングだなと感じさせられます。
メーカー保証は5年ですが、実際には何十年も使用できるようでレンズのような資産を保管するには最適です。
専門メーカーならではの安心感が本当に強く、価格は割高ですが安心感を買ったと思えば安い気がしてきます。やはり安心感を求める人には東洋リビングの防湿庫がオススメです。
東洋リビング ED-120CATP(B)
- 内容量 116L
- 幅 42.3cm
- 高さ 86.6cm
- 奥行 40.8cm
- 消費電力 1ヶ月約12円
- 除湿方式 乾燥剤除湿方式
- 価格 52,228円(掲載当時)
- スライド板 4枚(スポンジマット付き)
- 鍵 2個
- LEDバーライト
- レンズスポンジマット 1枚
- スポンジマット 4枚
- 電池不要のアナログ湿度計
- 庫内コンセント(2口)
- LEDバーライト
- 5年保証
私はこの防湿庫を選びました!!
価格が高い東洋リビングの防湿庫ですがサイズが100Lを超えるサイズになると、価格差はほとんど無くなります。
なので信頼と実績豊富な東洋リビングの防湿庫を選びました。また単純にペルチャ式の防湿庫の2倍は長持ちするだろうと思い、それなら最初から寿命の長い防湿庫を買った方が後々のランニングコストが安いとも思います。
サイズに関してですが、ベストな大きさです!
まだレンズ3本と一眼レフカメラ本体が2機と機材は少なめですが、今後の買い増しの予定もあるので大きめにして良かったです。
その他にもサイズは3段カラーボックスと同じぐらいの大きさなので部屋に置いてもインテリアを損ねることがありません。
小型サイズだと逆にインテリアに不調和して置く場所に困るのではと考えていたので、インテリア的にもこの大きさにして満足しています。
大好きなカメラ機材が1番綺麗に眺めれるサイズ感の防湿庫だと思います。また防湿庫ならではの高級な外観がカメラを引き立たせてくれます。
まとめ
オススメの防湿庫をまとめました。
主に小型タイプと中型タイプの防湿庫を紹介しましたが、大型タイプを購入するようなヘビーユーザーは東洋リビング一択かなと思ます。
防湿庫は大事なレンズやカメラを保管する大切な物ですが、極力購入費用を抑えたいと思う物でもあると思います。
自分の用途やレンズ・カメラの購入状況を考えてぜひ最適な防湿庫を選んでください。
この記事で選び方やオススメの防湿庫が参考になれば幸いです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。