こんにちは!この記事にお越しいただきありがとうございます。
日本最古といわれる温泉として有名な愛媛県松山市にある『道後温泉』に行ってきたので、その様子について紹介します。
ぜひ松山に観光に訪れた際には立ち寄ってみてください!
道後温泉とは
道後温泉といえば『道後温泉本館』が有名で、日本最古といわれる道後温泉のシンボルで、「神の湯」に代表される温泉施設です。
道後温泉本館は木造3階建の珍しい建物で『千と千尋の神隠し』のモデルとなった場所の1つと言われています。
また、明治27年に建てられて本館は歴史を感じる斬新なデザインで、夏目漱石の作品『坊ちゃん』の中でも絶賛されています。名城を見るような気持ちになりその外見は一見の価値があります。
そして道後温泉の1番の魅力は日本の公衆浴場として平成6年(1994年)に初めて国の重要文化財に指定されながら、博物館化されずに現在でも公衆浴場として入浴が可能なところです。
正直綺麗とは言えませんが、歴史あふれる雰囲気はここでしか味わうことができません。
アクセス
道後温泉は松山市市街地から車で20分ほどの所にあります。
坊ちゃん電車の名前で親しまれている路面電車が走っており、公共交通機関で市街地から訪れることも可能です。
主な交通施設からの所用時間は以下の通りです。
- 松山空港リムジンバス道後温泉駅前行きで約40分
- タクシーで約30分
- 伊予鉄道電停JR松山駅前より伊予鉄道市内電車道後温泉行きで約25分
- タクシーで約25分
- 伊予鉄道電停松山市駅より伊予鉄道市内電車道後温泉行きで約20分
- タクシーで約20分
お車でお越しの方は近隣に駐車場があるので近くまで車で来ることが可能です。
道後温泉本館料金
道後温泉本館の料金について紹介します。
区分 | 大人 (12歳以上) |
小人 (2〜12歳) |
営業時間 | 利用時間 | |
---|---|---|---|---|---|
霊の湯 | 3階個室 | 1,550円 | 770円 | 6:00〜22:00 (札止 20:40) |
1時間20分以内 |
2階席 | 1,250円 | 620円 | 6:00〜22:00 (札止 21:00) |
1時間以内 | |
神の湯 | 2階席 | 840円 | 420円 | 6:00〜22:00 (札止 21:00) |
1時間以内 |
階下 | 410円 | 160円 | 6:00〜23:00 (札止 22:30) |
1時間以内 | |
又新殿観覧 | 260円 | 130円(6歳〜) | 6:00〜21:30 (札止 21:00) |
案内時間内 (15分程度) |
道後温泉の本館には大きく分けて3種類の利用方法があります。
それぞれについて紹介します!
大人1550円 小人770円(利用時間1時間20分)
セット内容:霊の湯、神の湯、貸浴衣、貸タオル、お茶、坊っちゃん団子、又新殿観覧。
霊の湯・神の湯の2つの浴室への入浴に個室の休憩室がついたコースです。
大人1250円 小人620円(利用時間1時間)
セット内容:霊の湯、神の湯、貸浴衣、貸タオル、お茶、おせんべい、又新殿観覧。
霊の湯・神の湯の2つの浴室への入浴に、広間の休憩室がついたコースです。
大人840円 小人420円(利用時間1時間)
セット内容:神の湯、貸浴衣、お茶、おせんべい。
神の湯の入浴に、55畳の大広間での休憩がついたコースです。
大人410円 小人160円(利用時間1時間)
セット内容:神の湯
神の湯の入浴のみのコースです。
大人260円 小人130円
明治32年(1899)に建てられた日本で唯一の皇室専用浴室、又新殿を観覧できるコースです。
所要時間は15分程でスタッフの方が説明をしてくださります。
道後温泉撮影記
道後温泉の旅を写真と共に紹介します。
インスタ映えする道後温泉駅
今回は車で訪れたので道後温泉近くの駐車場で車をとめました。
まずは道後温泉温泉街入り口付近にある『道後温泉駅』です。西洋風のレトロな駅舎で伊予鉄道城南線の『坊ちゃん電車』終着駅となっています。
温泉街の雰囲気によく合う駅舎で、レトロな電車がインスタ映えする風景となっています。若い観光客も多い印象でした。
坊ちゃんカラクリ時計
温泉街アーケード入り口には有名な『坊ちゃんカラクリ時計』があります。
このカラクリ時計は道後温泉本館建設100周年記念事業として製作され、8:00〜22:00の間1時間ごとに上演されます。
夏目漱石の作品『坊ちゃん』の登場人物が現れます。
時計台の横には足湯があり無料で利用することができます。
足湯の利用は午前6時から午後11時まで。温泉街の雰囲気を楽しむことができます。
道後温泉に訪れた際はぜひ時計台も覗いてみてください。
道後温泉本館
商店街のアーケードを進むと道後温泉本館へと辿り着くようになっています。
観光土産を見ながら歩くことができるのであっという間に本館に到着します。歴史あふれる本館は全周を回ることをおすすめします。
人通りは多いですが記念撮影なども十分にできます。
道後温泉本館の裏側には皇室専用浴室『又新殿』への入り口があります。
この門は皇族が訪れた際にしか開けることがないそうです。
又神殿見学
日本で唯一の皇室専用浴場の見学は、ガイドさんが説明しながら見学することができるようになっています。
写真撮影は全面禁止です。
実際に皇族の方が利用されたということと、当時のまま保存されているので、そこだけ時が止まったような独特の雰囲気でした。
皇族専用ということで、随所にセキュリティに考慮された建築設計となっており、一見の価値があります。
今まで様々な歴史建造物を見てきましたが、皇族専用の浴室というかなり特殊な場所ということと、建物の古さがかなりリアルでかなり貴重な施設だと感じました。
ガイドさんの話も非常に奥が深く、昔の様式を知らない私のような若い世代にはとても貴重なお話ばかりでした。
料金も260円とリーズナブルなので訪れた際はぜひ立ち寄ることをおすすめします!
また道後温泉本館改築後の明治28年(1895)に松山に赴任した夏目漱石がその年の10月に正岡子規と利用したといわれる個室(本館三階個室の北西の角部屋)『坊っちゃんの間』を見学することもできます。
皇族専用浴室はこちらの門から出入りされますが、普段は開くことがなく、皇族が来た時にしか開きません。
最近、秋篠宮様が訪れた際にこの門が開かれたという話も聞くことができました。
昼食は鯛めしがおすすめ
道後温泉本格近くには最近になり有名となった宇和島の郷土鯛めしの店が多くあります。
宇和島の鯛めしは一般的な炊き込みご飯ではなく、刺身を特製のタレと卵に絡ませて食べる食べ方となっており非常に美味しいです。
薄く切られた鯛と、特製のタレ、卵が食欲をそそります。
新鮮な伊達真鯛が贅沢に盛られています。
初めての方にもわかりやすい食べ方の冊子も用意されていました。
特製のタレと新鮮な鯛、そして卵が絶妙にマッチングする漁師めしです。
愛媛県はとにかく魚が美味しく、こういう漁師めしは最高です!せっかく訪れるならぜひ魚を食べましょう!
まとめ
今回は松山に立ち寄った際に少し訪れた程度で長居はしませんでしたが、周辺には温泉旅館も多数ありのんびりした旅行を過ごせると思いました。
道後温泉本館は夜が特に綺麗なようなので写真を撮るなら夜もおすすめです!
次回訪れる際にはぜひ夜まで満喫したいと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!ぜひ参考にしてください。
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